コラム

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「考察"北斗の拳"」第二回

"共通語はなに?"

北斗の拳の世界において、ケンシロウ達は何処行ったとしてもコミュニケーションには困っていなかった。これはどういうわけだろう?もちろんのこと「漫画だから」という説はつまらないのでそれ以外の説を考えることにする。

仮説...(1)「バイリンガル説」
ケンシロウ達は実は何ヶ国語も話すことができた。

仮説...(2)「統一言語説」
すでに世界には統一された言語が存在した。

仮説...(3)「井の中の蛙説」
世界を旅しているように見えるが、ケンシロウ達は地域の中で争いを続けていたにすぎない。つまり、狭い世界での話なので、言葉は通じるはずなのである。

仮説...(4)「生き残り説」
この漫画の冒頭にあるように、この漫画の世界は核戦争後の世界である。つまり、核戦争によって生き残った言語が一つしかなかったということは考えられまいか?

ざっと仮説を並べたが、
仮説(1)は一番信憑性が低いと言える。なぜならば、北斗の拳の主人公と呼ばれる人々すべてがバイリンガルであるとは思えない。事実、リンやバットが子どもの頃から複数言語しゃべれるのはかなりおかしいからである。
現実の世界と比較しても物理的に不可能なのである。

仮説(2)は可能性的にありえる。しかし、そこまで確立していたかという疑問が残る。この仮説は「漫画だからあり得るのでは」という論説からすれば一番妥当な説である。しかしそれでは意味がないのである。

そして仮説(3)は結構あり得そうなのである。その理由として以下のようなものが挙げられる。

  1. 拳法というものはアジアを中心に発達したものである。
  2. インドや中国を匂わすフレーズがでてくる。
  3. 修羅の国が時代背景的にアジア。

これらよりケンシロウ達がアジアにいたことは明白であろう。
ただ、アジアにも複数の言語があることをふまえると、仮説(4)との折衷説が妥当と言える。つまり、ケンシロウ達はアジアにて核戦争に生き残った言語を用いてコミュニケーションをとっていたのである。

P.S. 「西洋人がいるぞ」というツッコミなど色々お待ちしています。

※注
これはコラム作者の勝手な想像です。全てを鵜呑みにする方には軽く読むことをお薦めします。

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